ダブルライニング工法
ダブルライニング®工法が選ばれる理由
ダブルライニング®工法は、既設の建築物に施工された鋼管製給水管を取り外すことなく、配管内面に防サビ塗膜を形成する技術(ライニング)で、品質保証を含む一貫したシステムです。
また、ライニング業界初の特許工法で10年保証を実現しました。
また、ライニング業界初の特許工法で10年保証を実現しました。

ダブルライニング®の特徴
これまでは一度ライニング(塗料を内面に塗って錆をとめる)をした配管に、再度ライニングを施すことは不可能とされてきました。
特許工法であるダブルライニング工法は、再ライニングを可能にして、さらにサビを再発させないためにピンホールを100%なくすことができます。
特許工法であるダブルライニング工法は、再ライニングを可能にして、さらにサビを再発させないためにピンホールを100%なくすことができます。
■ 主な特徴
- コストは配管の取り換え費用の60%程度です。
- 築30〜40年経過した老朽化の激しい配管も更生できます。
- スィーパーボール(ウレタン製)を使用して、継手部分も含めて塗りムラなくコーティングすることができ、また、何度でも重ね塗りが可能です。
- 再ライニングが可能です。
(他社業者様がライニングした配管でも、再ライニングできます) - 漏水は10年保証いたします(2回塗り以上)。
- 長期的視野でのコスト削減と、建物の資産価値を高めることになります。
ダブルライニング®工法の実際
●二方向研磨
![]() |
一方向研磨では取れなかった錆を、二方向から研磨する事により、きれいに取り除きます。 |
---|
●研磨の確認
![]() |
研磨後の状態をスィーパーボール(ウレタン製)を通して確認します。 (錆が残っているとボールが割れたり汚れたりして出てきます) |
---|
●二回塗り
![]() |
一回塗りだけでは新たな錆の発生源となるピンホール(微細孔)が発生します。 このピンホールを二回塗りでシャットアウトします。 ※二回塗りが確認できるよう色を変えて塗ります。色を変えて二回塗るのはダブルライニング工法だけの技術です。 |
---|
●ボールライニング
![]() |
塗り残し、塗りだれ、塗りむらを防止するため、ボールライニングを行います。このボ−ルにより難しかったエルボ部分にも均一な塗膜を形成します。また、余剰塗料を確実に排出して塗料による管の閉塞を予防します。 |
---|
●W文字式塗布
![]() |
水栓口から水栓口へ塗料を投入し、水栓口から塗料が出ることで完全塗布を確認して次の工程に入るため、予定外配管部等の塗り残しもシャットアウトします。 |
---|
塗料の混合攪拌
使用する二液性エポキシ樹脂は、主剤と硬化剤の混合比を間違えると硬化しなかったり、環境ホルモンとして疑われている「ビスフェノールA」の溶出が懸念されます。ダブルライニング工法ではこの重要な工程を機械任せにせず、人の手で混合攪拌し、粘度・色の確認を行っております。
※「確認」を重視して考えられた工法です!
※「確認」を重視して考えられた工法です!
タブルライニング®工法と他工法の比較
■ 工事内容と、保証期間からのコスト比較
工 法 | ダブルライニング® 工法 |
NPL工法 | NT工法 |
---|---|---|---|
内容 | 1日目:下塗り 2日目:上塗り 3日目:通水 |
1日目:下塗り 2日目:上塗り 3日目:通水 |
1日目:上・下塗り 2日目:乾燥 3日目:通水 |
工事期間 | 3日間 | 3日間 | 3日間 |
一戸あたりの価格 | 約26万円 | 約26万円 | 約26万円 |
保証期間 | 10年 | 10年 | 5年 |
1年当たり | 26,000円 | 26,000円 | 52,000円 |
■ 実際の工法比較(詳細)
工 法 | ダブルライニング® 工法 |
NPL工法 | NT工法 |
---|---|---|---|
施工対象管種 | 配管用炭素鋼鋼管 水道用亜鉛メッキ鋼管 水道用硬質塩化 ビニルライニング鋼管 水道用ポリエチレン 粉体ライニング鋼管 |
水道用硬質塩化 ビニルライニング鋼管 |
配管用炭素鋼鋼管 水道用亜鉛メッキ鋼管 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管 |
施工可能管径 | 15A〜200A | 15A〜100A | 15A〜80A |
研磨 | 2方向研磨 | 2方向研磨 | 2方向研磨 |
塗膜厚(2回塗り) | 0.5mm以上 | 0.3mm以上 | 0.3mm以上 |
2回塗りに対する 目視確認の可否 |
下塗:グレー 上塗:ブルー |
下塗・上塗:同一色 | 下塗・上塗:同一色 |
塗膜厚均一化対策 | ○ | × | × |
塗料ダレ・管閉塞の防止対策 | スィーパーボール (ボールによる塗装) |
エアーブロー (空気圧による塗装) |
エアーブロー (空気圧による塗装) |
ピンホールの発生 | 皆無 | 有 | 有 |